織本　佳奈（平成15年卒業　池田高校出身）
帯広信用金庫　経営企画部

短大時代は学生会執行部会長を務めていました。特に思い出に残っているのは大学祭の準備ですね。メンバーの皆を一つにまとめ、全体を把握しながら行動していくことがどれだけ大変なことかを学びました。皆で一緒に喜びを分かち合うため、絶対成功させるんだという強い思いで挑んだこの経験は、実社会でも役立っています。 何事も経験とはいいますが、「大変だ」と思うことを敢えて経験することの大切さに加えて普段から身なりや言葉遣い、ものの考え方など就職を強く意識して過ごすことをお勧めします。

●高校生の皆さんへメッセージ
大変かもしれませんが、自らを厳しい状況に置くことができるのも学生時代だからこそ。勉強をするのは社会に出てからもできますが、この２年間に得た感覚や経験は生涯の宝になります。いつ社会に出ても通用するんだという心構えで濃い学生生活を送ってくださいね。

竹腰　里香（平成18年卒業　北海学園札幌高校出身）
北海道旅客鉄道株式会社　営業推進本部　客室乗務員

客室乗務員として2ヵ月が経ちました。見た目は華やかな職業だと思われがちですが、業務のほとんどは立ち仕事、体力が必要です。私は学生時代に焼肉屋さんで接客アルバイトをしていましたが、そのときに培った体力やお客様への気配りなどいろいろな経験が役立っています。
　 今はまだ研修期間で毎日が驚きの連続です。お客様ひとりひとりに目が行き届いている先輩をみて、お客様の数だけ対応の種類があるのだということを学びました。そして、自分の失敗はお客様への気配りや気持ちの良いサービスに影響があると思うと、いつも緊張感があります。小さな気遣いを怠らない一人前の乗務員になれるように、先輩から多くのことを吸収し、毎日を噛みしめながら過ごしています。

●高校生の皆さんへメッセージ
これから短大への進学を目指す皆さんも、2年後の素敵な自分を思い描いて歩み続けてください。それは大変なことだったり厳しいことかもしれませんが、絶対無駄にはなりません。社会に出るまでの2年間、「やってて良かった」と思えるものにたくさん出会ってきてください。

内河　清加（平成17年卒業　帯広緑陽高校出身）
帯広信用金庫　大通支店　テラー担当

窓口(テラー)担当になった当初は、先輩行員に聞かなければならないこともあり苦労しました。
小樽短大在学中に5ヵ月間のニュージーランド留学を経験しました。海外では何事も自分で判断し行動しなければ何も始まらないということを強く感じ、それまでとは全く違った考え方ができるようになって人間的に強くなれました。そこで得たのは、異なる国へ行くのも異なる社会へ足を踏み出すのも大きな違いはなく、知りたいことやわからないことがあっても立ち止まらず前に進むということです。金融機関は、お金を扱う仕事なのでプレッシャーも大きいですが、この姿勢を貫くことが今の自分にとても勇気を与えてくれます。

●高校生の皆さんへメッセージ
短大時代にこれまでなかった様々なことを経験し、一人で判断・行動できる力を身につけてください。一人の人間として型にはまらない何か、社会人として生きていくための芯や軸を見つけてください。
2年間、どう過ごすかは自分次第。自身の成長のために惜しまず過ごして下さい。きっと人生の宝になりますよ。

金丸　悦子（平成14年卒業　駒澤大学付属苫小牧高校出身）
ANA千歳空港株式会社　旅客部旅客サービス担当

グランドスタッフとして働くようになり、5年目を迎えました。今は全体を見渡す視野を持ち、新人をフォローしながら業務をおこなっています。
求められるものは常にお客様の立場に立っての応対、どんなに忙しくても、お客様一人ひとりに丁寧なご案内をしています。
いま、アジア圏の国際化に伴い外国がとても近い存在に感じます。新千歳空港も国際線を利用する方が増え、私たちの業務で英語を話すことが日常になりつつありますので、いつどこで話しかけられても慌てず対応しなければなりません。そんなとき、短大時代に夢に向かって努力していた頃の自分を思い出します。小樽短大は英語を話す環境が整っていて、苦手だった英会語もネイティブの先生と気構えなく接することを重ねて克服できました。もちろん今でも外国の方から突然話しかけられてもスムーズな対応ができるように心がけています。

●高校生の皆さんへメッセージ
いつもなりたい自分を意識して素敵な学生生活を過ごしてください。ここで得た経験は社会へ出てから必ず役に立ちますよ。

工藤　真莉（平成18年卒業　小樽桜陽高校出身）
北洋銀行　小樽中央支店　為替担当

入行して3カ月目を迎え、ようやく職場の雰囲気に慣れてきました。何事も初めてのことばかりで日々学んでいくことの連続ですが、全て会社のため、お客様サービスのため、そして自分自身の成長につながるとの思いで働いております。
短大時代は、興味のあった韓国ソウルへの留学と様々な資格試験に挑戦しました。資格取得まで決して諦めず勉学に取り組んでいた姿勢を忘れず、さらに社会人としての責任の重さを噛みしめ励んでいく決意です。

●高校生の皆さんへメッセージ
高校生の皆さん、短大時代は2年間と短いですが、自分の意志と行動次第でその後の人生の大きな糧となるものを身につけることができます。学生時代でしか経験できないことが沢山ありますので、一つでも良い経験を積んで、常に目標に向かって進んでいって下さい。